こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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それではゆるーりとご覧ください。
こんな方におすすめ
- 看護師としてスキルアップを望んでいる方
- 実習指導に興味のある方
- 実習指導で悩みを抱えている方
目次
実習指導者への道
看護師として現場で活躍しながら、次世代の看護師を育てる実習指導者になることは、多くのやりがいと責任を伴う重要な役割です。
まず、実習指導に資格はいるのかとう問題ですが、資格がなくても実習指導は可能です。
しかし、より質が高く、学生に効果的な指導を行うには、実習指導者としての資格が必要といえるでしょう。
実習指導者としての資格を取得するためには、どうすれば良いのでしょうか。
のぴまゆの勤める病院では実習指導者講習会を修了すると、資格手当がつきます。
看護学生の実習を受け入れる病院にとっては、それだけ指導者が必要ということを示していると思うのです。
また、看護師としてキャリアアップする上で、必要な知識を技術を身に着けるチャンスでもあります。
ここでは、実習指導者講習会の受講方法や、実習指導で悩むことが多い看護師さんに向けて、この記事では実習指導についてをお話します。
実習指導者とは?
実習指導者は、看護学生や新卒看護師に対して、臨床現場での実習を指導する役割を担っています。
学生の実習指導全般において実習の調整を行い、カンファレンスや直接指導に積極的にかかわることで、学生の学びを支援する役割です。
学生が安全に、そして効果的に実践を学べるようサポートするために、実習指導者は豊富な臨床経験と指導力が求められます。
実習指導者になるには
実習指導者になるためには、まず必要な臨床経験を積むことが重要です。
通常、少なくとも3年以上の看護経験が求められ、その間に様々な患者を看護し、広範な看護技術と知識を身につけることが必要です。
そして、実習指導者講習会を修了する必要があります。
その後、以下の手順で資格を取得することができます。
実習指導者講習会を受講する
実習指導者講習会は、各地域の看護協会や病院、大学で開催されています。
令和5年度講習会開催予定一覧それぞれ募集定員が決まっていますので、各施設厳選された看護師が受講します。
ですので、当然施設長の推薦が必要というのが一般的です。
まずは推薦されるような日ごろの実習指導の実績が必要となってくるわけです。
講習会では、指導法や教育理論、倫理的問題の対応方法など、実習指導者として必要な知識とスキルを学びます。
通常、講習は数日から数週間にわたり行われ、修了後に実習指導者の資格が認定されます。
受講時間は規定があり39時間以上となっています。
カリキュラムがあり、それにそって受講します。
実習指導者講習会要綱
実習指導者講習会はかけがえのない時間
実習指導者講習会では教育の基本から学びます。
受講する中で、今までの学生指導の方法が果たして学生ファーストであったのか、疑問を感じることが多々ありました。
学校の教育理念や目的、目標を把握することなく、その場限りの指導をしていたことを後悔しましたし、まさに目から鱗でした。
そのうえで、学生に対して真摯に向き合う必要性を強く感じました。
そこから本当の意味の実習指導が始まったといっても過言ではありません。
実習指導者講習会では、今までの指導を振り返り、自己再生を行います。
1)実習指導を行ってきた自分を振り返る。
2)実習指導を批判的に吟味する。
3)実習指導に欠如していたことを科学的に押えなおす。
4)これからの実習指導に生かせる視点・方法を構築、創造する。
5)看護者としての自己成長が図られる。
最終的に実習指導案を作成することがこの講習会のゴールです。
講義で学んだことをフル活用し、学生観、教材観、指導観を明確にして、日案、週案、月案を作成します。
自分が今所属している病棟で指導している看護学の指導案をつくるのが望ましいですね。
そうすればすぐに、作成した指導案をすぐに職場に持ち帰り実践できます。
実習指導者資格の取得
実習指導者講習会を修了すると、看護協会から実習指導者の資格が認定されます。
この資格を持つことで、看護学生や新卒看護師に対する正式な実習指導が可能になります。
実習指導での悩みとその解決策
実習指導者として働く際、多くの看護師が直面する課題とその解決策をいくつかご紹介します。
オリエンテーションの重要性
オリエンテーションの原語はオリエントからきています。
教会の聖壇を東向きに、入り口を西向きに建て、東方を見出すことをいいます。
つまり方向決定の意味を持ちます。最初が決まれば最後は決まる。
実習初日に学生の関心を看護者に向けれるかがポイントとなります。
学生とのコミュニケーション
学生は忙しそうに働く看護師に、いつ質問をしてよいのか、戸惑っています。
これを解消するためには、オープンなコミュニケーションを促進し、学生が安心して質問できる環境を整えることが大切です。
指導者側から声をかけてあげる配慮も必要です。
そして学生にもケアリングを。学生を理解しようとする姿勢を見せることです。
適切なフィードバックの提供
定期的なフィードバックや、日々の小さな成功を認めることで、学生の自信を育てましょう。
実習中に学生がどうしてよいかわからず困っていることに対して、効果的なフィードバックを提供することが求められます。
すぐに答えるのではく、学生が考える糸口になるような発問をしていくことも大切です。
批判的になりすぎず、建設的なアプローチで学生をサポートすることが大切です。
失敗を成功に導く、もしくは一緒に考える、そしてフォロー力も必要です。
指導者自身のストレス管理
実習指導は多くの責任が伴い、時にはストレスを感じることもあります。
自己ケアを怠らず、同僚との協力や支援を求めることも重要です。
実習指導者としてのやりがい
実習指導者は、看護学生の成長を目の当たりにし、彼らがプロフェッショナルとして羽ばたいていく姿を見守ることができます。
これは非常にやりがいのある仕事であり、看護の未来を形作る役割を担っていると言えます。
おわりに
実習指導者になることは、看護師としてのキャリアをさらに深める素晴らしい方法です。
実習指導者講習会を通じて必要なスキルを習得し、学生の成長をサポートすることで、看護の未来を築いていく手助けをしましょう。
指導者としての挑戦に対して前向きに取り組み、看護教育に貢献していくことを願っています。
今日もゆるーりとね💕