こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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それではゆるーりとご覧ください。
こんな方におすすめ
- これから看護研究に取り組む方
- 看護研究に苦手意識のある方
- 簡単に看護研究の方法、進め方を知りたい方
あなたは看護研究をしたことがありますか。
総合病院にお勤めの方なら
おそらく入職して1~2年目で看護研究を経験されているのでないでしょうか。
看護研究といっても、一人でするわけではなく
病棟で新人、中堅、ベテラン看護師と3人くらいでタッグを組んで取り組むと思うのですが。。
看護師あるあるですが、これが負担、きついという看護師さんが多いのです。
きっと中には
「なぜこんな大変なのに看護研究しないといけないの?」
「看護研究する意味あるの?」と思っている看護師さんもいるのでは。
なぜ看護研究をするのか
看護師は国家資格をもって働いています。国家資格を取得するためには看護師国家試験があり、
これに合格することで晴れて看護師になります。
看護師という資格は車の免許のように更新はありません。
一生資格を持ったまま働き続けることができるのです。
私は35年前に看護師の資格を取りましたが、その時と今とではいろいろなことが進歩し変わっています。
今では普通にディスポーザブル製品である、
ガーゼも昔はケッテルに入っていましたし、注射器もガラスでカストに入っていて
それを攝子で取り出していた時代もあったんですよ。
でも
医療も看護も取り巻く社会や価値観もすべて変わってきています。
看護師ももちろん、それに適応しアップデートしなくてはなりません。
看護師は、日々の実践から、
今行っている看護が果たしてベストなのか、常に疑いの目線で物事を見ていく視点を持ちます。
その視点が看護研究そのものです。
看護研究の目的は
1.患者ケアの質の向上
看護研究の主要な目的の一つは、患者ケアの質を向上させることです。
研究を通じて、最新のエビデンスに基づいたケア方法が明らかになり、これを実践に取り入れることで患者の安全性とケアの効果を高めることができます。
看護研究は、特定の疾患や状態を持つ患者に対する最適な介入方法を特定することにも役立ちます。
2.看護実践の科学的根拠の提供
看護実践に科学的根拠を提供することは、専門職としての看護の地位を高める上で欠かせません。
看護研究は、看護師が日々直面する問題の解決策を科学的に導き出す手段を提供します。
これにより、看護師は患者ケアに関する意思決定をエビデンスに基づいて行うことができ、臨床実践の質を向上させることが可能になります。
3.新しい知識と技術の開発
看護研究は新しい知識の創出に寄与し、看護学の理論と実践の進展を促します。
これは、新しい治療法、ケアプロトコル、または患者と家族への支援方法の開発につながります。
研究はまた、看護師の教育と研修プログラムにおける教材の更新にも重要な役割を果たします。
4.ヘルスケアシステムの効率性の向上
看護研究は、ヘルスケアシステム全体の効率性と効果性を評価し、改善するためにも重要です。
コスト効率の良いケアモデルの開発や、患者の満足度を高めるサービスの提供方法の確立など、研究はヘルスケアの質を高めるための重要な手段です。
5.看護職の専門性と自律性の促進
看護研究によって得られる知識とエビデンスは、看護職の専門性と自律性を促進します。
看護師は、自らの臨床判断を研究に基づいて裏付けることができるようになり、患者ケアにおけるリーダーシップを発揮することが可能になります。
このように看護研究は看護学とヘルスケアの進歩に不可欠です。
看護研究によって、看護師は患者に対してより効果的なケアを提供し、看護職全体の価値を高めることができます。
看護の質を保証するのは、看護研究が一役かっているといっても過言でないでしょう。
継続教育の重要性 次の時代を担うのはあなたです
ここからの医療を支え、切り開くのはあなた!
新たな看護の知見を提案し、世に広めるのはあなたかもしれない。
そう思って好奇心をもって取り組んだら
すこしわくわくしてきませんか。
次回は「②看護研究のテーマ選択」についてお話します。
頑張っている看護師さんを応援します!
今日もゆるーりと💕