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目次
看護師としてのキャリアを積み上げるために
看護師として働いている皆さんの中には、管理職になることに対して不安や抵抗を感じる方も多いかもしれません。
責任が増えることや、人を管理することに対するプレッシャーなど、マイナスイメージが先行しがちです。
しかし、管理職は決して無駄なものではなく、自分のキャリアを大きく成長させる機会であると感じることが多いのです。
今回は、私が管理職として経験してきたことを踏まえ、管理職の心得についてお話ししたいと思います。
副看護師長としての経験
私は35歳のときに、医療センターという、まあまあ大きな組織で副看護師長に就任しました。
この役職を10年間務めましたが、副看護師長という立場は、看護師長をサポートしながらスタッフとしての役割も兼ねる、いわばプレイングマネージャーのようなものでした。
管理職としての責任を持ちながら、自ら現場で働くことで、スタッフとの信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションを図ることが求められました。
副看護師長と主任の違いについては、病院の規模や名称の違いにより多少の差はあるものの、その役割はほとんど同じです。
管理職としての責任を果たしながら、スタッフをサポートし、組織全体の円滑な運営を支えることが重要です。
管理職の心得
管理職として成功するためには、いくつかの心得が必要です。
以下に、私が管理職として大切にしているポイントを挙げます。
ユニークさも大事!コミュニケーション能力
師長やスタッフとの円滑なコミュニケーションは、管理職としての基本です。
信頼関係を築くために、日々の対話を大切にし、相手の意見に耳を傾ける姿勢を持ちましょう。
コミュニケーションの取り方には人それぞれ特徴があります。
管理職を薦められるような方は真面目という印象があるかもしれませんが、あくまでもイメージです。
大事な部分で真面目であれ、あとは多少ユニークで、お茶目でドジであっても大丈夫です。
完璧さは時にあこがれを抱かせませすが、逆に近寄りがたさを醸し出します。
できるだけ話しかけやすい、相談しやすい雰囲気を作り出すことが大事です。
完璧を求めない!柔軟性と適応力
医療現場は常に変化しています。新しい状況や課題に柔軟に対応し、適応する能力が求められます。
これにより、スタッフからの信頼を得ることができます。
ここでも柔軟性を。私はここで100%正しい人にならなくてよいと思っています。
スタッフと悩みながら答えを出すことがあってもいいと思います。
ただその答えに責任を持つことは必要ですが。
権限委譲する度量!責任を取る覚悟
管理職として最も重要なのは、最後に責任を取る覚悟です。
決断を下す際には、その結果に対する責任をしっかりと受け止める姿勢が必要です。
この覚悟があることで、スタッフも安心して仕事に取り組むことができます。
ここで権限移譲のお話をします。この言葉には深い意味があります。
見込みがある、成長できる、そんなスタッフには仕事を依頼することもあるでしょう。
ちょっと難しいかなと思う仕事でも、その人が成長するためには必要な試練かもしれません。
そんなとき、そっとささえる機能になれること。
「なんかあっても大丈夫だよ、私がいるからね」と言ってあげれること。
そこが重要です。そして権限を委譲するということは、それを委譲した人間が失敗しても
責任は管理者がとるということです。
その覚悟があれば大丈夫です。
教育力は共育力!継続的な学び
管理職として成長し続けるためには、自己啓発や継続的な学びが欠かせません。
新しい知識や技術を積極的に取り入れ、自分自身のスキルアップを図ることで、組織全体の成長にもつながります。
ここで私は教育は共育であるという理念をいつも心においています。
看護師における教育とは、決して一方通行ではなく「共に育つ」ものであるということ。
これは平成14年に実習指導者講習会を受講したときから、私のテーマであり、私の看護師としての理念の中核にあるもの。
これがあるから看護師を続けてきているといっても過言ではないです。
看護師である以上、それぞれの立場はありますが、
同じ看護師という仲間、互いに影響しあって成長できる仲間であると信じているからです。
独自の管理スタイルでOK!みんな違ってみんないい。
管理職と聞くと「管理」という言葉にイメージを囚われがちとなります。
しかし、管理職って何を管理するのって話ですよね。
職場の秩序が保たれること、利益を生むこと、スタッフが健康であること。
そのくらいですよね。
そのミッションが達成できればどんなスタイルでもいいのではと思っています。
その人の管理者スタイルがあっていいと思っているので
「管理者として~ねばならない」ということは決してないこと。
だから最初から気負うことなく、挑戦してみてほしいと思っています。
まとめ
管理職は決して看護師経験の中で無駄なものではなく、確実に自分のキャリアを積み上げる重要なステップです。
責任を持つことや人を管理することに対する不安があるかもしれませんが、それを乗り越えることで、より一層の成長と充実感を得ることができます。
私自身の経験を通じて、管理職としての心得を少しでも皆さんにお伝えできれば幸いです。
管理職への挑戦を恐れず、自分のキャリアをさらに発展させてください。
頑張っている看護師さん、看護学生さんを応援します。
今日もゆるーりとね💕