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ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- これから看護研究に取り組む方
- 看護研究に苦手意識のある方
- 簡単に看護研究の方法、進め方を知りたい方
データは2種類ある
今日はデータについてお話していきます。
看護研究を含む多くの研究分野では、データは大きく量的データと質的データの二つに分類されます。
これらのデータタイプは、収集方法、分析手法、および解釈の仕方が異なります。
以下では、それぞれの特徴と研究における役割について解説します。
量的データ
量的データ(Quantitative Data)は、数値で表されるデータです。
これは測定や計数によって得られ、具体的な数量を示します。
量的データは、統計的手法を用いて分析されることが一般的で、客観的な結果を提供します。
特徴
数値形式: 量的データは、重さ、長さ、時間、温度など、数値で表されます。
統計分析: 平均値、中央値、標準偏差などの統計量を使用して分析されます。
客観性: 客観的な測定が可能で、研究者の主観が結果に影響を与えにくい。
比較と予測: 異なるグループ間の比較や、特定の条件下での結果の予測が可能です。
種類
量的データはさらに、連続データと離散データに分けられます。
連続データ: 任意の値を取ることができるデータ(例: 身長、体重)。
離散データ: 特定の値のみを取るデータ(例: 子供の数、来院回数、車の台数)。
質的データ
質的データ(Qualitative Data)は、数値ではなく、テキスト、イメージ、オブザーベーションからの記述で表されるデータです。
人々の経験、意見、感情など、主観的な側面を探求するのに適しています。
特徴
非数値形式: 言葉や観察による記述で表されます。
内容分析: テーマやパターンを特定するために、データをコード化して分析します。
主観性: 研究参加者の経験や認識を深く理解することを目的としています。
文脈依存: 結果の解釈は、特定の文脈や状況に依存します。
種類
質的データは、その性質に基づいてさまざまな形式で存在します。
テキストデータ: インタビューやフォーカスグループからの逐語録、フィールドノート。
ビジュアルデータ: 写真、ビデオ、その他の視覚的資料。
オブザーベーショナルデータ: 直接観察によって収集された情報。
まとめ
量的データと質的データは、看護研究において異なる目的で使用されます。
量的データは、客観的な測定と統計分析により、特定の現象の程度や頻度を理解するために利用されます。
一方、質的データは、人々の経験や意見を深く理解し、その背後にある理由や文脈を探るために使用されます。
両方のデータタイプを組み合わせることで、より包括的な研究結果を得ることができます。
頑張っている看護師さん、看護学生さんを応援します。
今日もゆるーりとね💕