こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- 人間関係で悩んでいる
- 生きづらい
- 周囲の目が気になる
- もっと精神的に楽に生きたい
目次
1. アドラー心理学概要
『嫌われる勇気』は、心理学者アルフレッド・アドラーの考え方をわかりやすく解説した一冊です。
本書では、他人からの承認を求めず、自分の意思と責任を持って生きることの大切さを示してくれます。
私は看護師として、特にまだ経験が浅いときに、多くの患者や同僚との関わりの中で、自分がどのように他者から見られ注目を常に気にしてきました。
そこで、看護という職業における自己肯定感と他者との距離感が、実は私たちの幸福に大きく影響していることを再認識しました。
看護師としての自分、そしてその在り方を常に問われていたような気がします。
そして、誰かの期待に応えることが優先順位の1位になっていたように思います。
2. 自由と責任の哲学
アドラーが語る『課題の分離』という概念は、看護師にとっても非常に有益です。
特に、患者との関係で悩むことが多い私たちにとって、どこまでが自分の責任であり、どこからが他人の課題であることを明確にすることは、心の平穏を放棄するために必要です。
例えば、患者の治療結果や回復速度は、私たち看護師の責任ではなく、医療チーム全体の課題です。
責任感の強い看護師はすべてを自分の責任ととらえがちですが、果たしてそうでしょうか。
いろいろな要因があり、その結果に至ったわけですが、看護の力だけではどうしようもないこともあるでしょう。
私は地域医療連携室で専任看護師をしているときに、患者と勤務医と開業医の間に挟まれ、調整することが多かったのですが、
それぞれの立場があり、思いもあるので、折り合いをつけることが困難な場面に何度も遭遇しました。
そのたびに悩み、苦しんみ、時には途方に暮れることもあったのですが、
自分の力の限界を知り、課題の分離ができれば、もっと楽に仕事ができたのではと思うことが多くあります。
そのときは、まだアドラー心理学そのものを知らなかったので、問題解決には至らず、結果的にバーンナウトしてしまいました。
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バーンアウトから得たもの~私の看護師バーンアウト体験~
こんにちは。このブログの管理者 ゆるーりすと のぴまゆです。 このブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。 それではゆるーりとご覧ください。 前回の記 ...
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しかし、この他人の課題と自分の課題を分離することを実践することで、自己責任の範囲が明確となり、余分なストレスから解放されることができるのです。
3. 自己受容と変化の勇気
アドラーが強調する自己受容の重要性は、看護師としての自己の限界を認識し、それを受け入れることです。
看護の現場では、完璧を求めるがあまりに、自分を責めてしまうことがあります。
しかし、アドラーの言うように、自己を受け入れることができて初めて他人との健全な関係を築くことができるのです。
自分を誰かの期待通りの自分ととらえず、等身大のありのままの自分としてとらえる。それが第一歩です。
看護師として多くの責務、例えば委員会活動など多くの役割を担っているのでしょうが、
期待に応えようとするあまり、苦しくなることはありませんか。
そして全部自分でする必要もないのです。自分の力量を見極めて、助けてもらってもよいのです。
あなたは、誰かの期待通りに生きなくてよいのです。
4. 嫌われる勇気の実践的意義
アドラーの言う『嫌われる勇気』とは、他人からの承認を求めず、自分自身の価値観に基づいて行動する勇気です。
看護の現場では、患者や同僚との関係で葛藤が生じることが多々あります。
特に、患者からの厳しい言葉や、チーム内での意見の偏見に耐えると、自分を否定されているように感じます。
人は、自分の意見を否定されると、否定した相手を攻撃しがちです。それは一種の防衛反応なのでしょうが、
このときに、相手の価値観を認めることができたらどんなに楽でしょう。
この考え方を実践することで、看護の現場での対人関係が少しずつ楽になり、自分を大切にしながら周りにも優しく接することができました。
5. アドラー心理学が看護に与える影響
『嫌われる勇気』を読んだことで、自分らしくあること、ありのままの自分でいることの大切さも認識できました。
そしてそれは、看護師としての自分の在り方にも変化を生じさせました。
自分を大切にすることが、すなわち患者を大切にすることにもつながるのだと、今ははっきり言い切ることができます。
周囲からの評価に振り回されず、自分の意思を大切にすることで、より患者に寄り添ったケアが提供できるようになりました。
アドラーの考え方は、看護の実践においても継続的に役立つものです。
最後に
あなたは、あなたの人生を生きてい良い。そして私は私の人生を生きる。
そんなシンプルな思考が私の人生を大きく変えました。
今回はそんなアドラー心理学の本のご紹介でした。
興味をもたれた方はぜひ手に取って読んでみてください。
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今日もゆるーりとね💕