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ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- これから看護研究に取り組む方
- 看護研究に苦手意識のある方
- 簡単に看護研究の方法、進め方を知りたい方
あと一息頑張りましょう
看護研究論文は、看護実践の質を向上させ、患者のアウトカムを改善するための重要な手段です。
以下の記事では、看護研究論文の作成における主要なステップと、その重要性について解説します。
目次
1.論文としてまとめる意義
看護研究論文をまとめることは、看護学の知識基盤を拡大し、看護実践におけるエビデンスベースのアプローチを促進するために不可欠です。
研究結果を共有することで、看護師は最新の研究成果を実践に応用でき、患者ケアの質を向上させることができます。
また、看護研究は、看護師自身の専門性を高め、看護職全体の地位向上にも寄与します。
2.論文の構成
実は研究論文にはその内容によって分類されます。
一般的な看護研究論文は以下のセクションで構成されます。
表題(タイトル)
論文の内容を明確にして表現します。
はじめに
研究の背景、既存の研究と理論を概観しながら、研究の意義、目的、重要性を説明します。
研究目的
簡潔に書きます。
研究方法
研究デザイン、サンプルの選択、データ収集方法、分析手法について説明します。
研究は再現性が重要と話しましたが、条件が全く同じで、その方法で研究を行えば同じ結果が得られるように、記載します。
結果
研究から得られたデータとその分析結果を報告します。
結果なので、すべて過去形で記載します。
考察
結果の意味、重要性、およびそれが実践や以前の研究にどのように貢献するかについて考察したことを述べます。
今後の展望などもここで述べます。
結論
研究の主要な発見をリストアップ形式で述べます。研究の目的に対する答えになります。
謝辞
研究に協力してくださった方に対するお礼を簡潔に述べます。
引用・参考文献リスト
ハーバード方式、バンクーバー方式があります。
記載方法は病院内、もしくは学会での規定に沿ってください。
3.論文の書き方
論文は結果から書きましょう。
以下は作成にあたってのポイントです。
明確かつ簡潔に
専門用語を適切に使用し、読者が理解しやすいように情報を簡潔にまとめます。
客観的に
個人的な意見や偏見を避け、データや証拠に基づいて論じます。
組織的に
論文の流れが論理的であることを確認し、各セクションが互いに関連付けられていることを示します。
4.図表の作成方法
明確な目的
図表は論文のテキストを補完し、理解を深めるために使用します。
各図表が持つべき明確な目的を持ちましょう。
シンプルさ
複雑すぎる図表は避け、必要な情報のみを含めます。
図表は多すぎてもだめ、だいたい1論文に6~7の図表を目安にしましょう。
正確なラベリング
図表の各部分が何を示しているのかを明確にし、必要に応じて説明を加えます。
軸ラベル、軸の単位に注意しましょう。
図の場合
タイトルは下に付けます。
表の場合
タイトルは上に付けます。
表においては、縦の罫線はすべて記載せず、横の罫線のみ記載する。
まとめ
看護研究論文を作成する過程は、看護師にとって学術的なスキルを磨く絶好の機会です。
論文を通じて、看護師は自身の専門知識を深め、看護実践においてより良い決定を下すための根拠を提供することができます。
頑張っている看護師さん、看護学生さんを応援します!
今日もゆるーりとね💕