こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- 健診に関わる医療者(看護師、放射線技師、事務職など)
- 健診結果を「異常なし」と聞いて安心しきっている方
- 「健診って意味あるの?」と疑問を持っている方
目次
🔶 はじめに~健康診断の“安心神話”は本当?
健康診断——それは年に一度、自分の健康を見つめ直す大切な機会。
でも、「異常なし」と判定されてホッとしたその結果、本当に安心できるのでしょうか。
実は最近、健康診断にまつわる読影ミスやデータの入力ミスが原因で訴訟に発展するケースが増えているという日経メディカルの記事を読み、私はハッとしました。
なぜなら、私自身もかつて医療センターで特定健診ナースとして働き、健診の“裏側”をよく知っているからです。
🔶特定健診担当ナース時代に痛感した“怖さ”
特定健診は、数十人単位で次々に訪れる受診者を、限られた時間の中で効率的に、正確に対応しなければなりません。
一見シンプルな業務ですが、「血圧の記録ミス」「尿検査の誤ラベル」「聞き取りミス」など、ちょっとした気の緩みが重大な見落としにつながるのです。
私も毎日神経をすり減らしながら働いていました。
🔶健診で自分の病気がわかったとき
そんな私も、ある年の健診で甲状腺腫瘍と高脂血症が見つかりました。
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(甲状腺腫瘍の手術後の写真)
精査につなげてもらえたことで、今こうして元気でいられる。
健診にはほんとうに感謝している立場でもあります。
🔶実際にあった!健康診断に関する4つの裁判事例
日経メディカルの記事では、以下のような深刻な事例が取り上げられていました
【事例①】定期健診で肺がんを見逃され死亡
→ 1987年、胸部X線で読影された異常が見逃され、数か月後に肺がん末期で死亡。裁判では「限られた時間内の読影には注意義務の限界がある」と判断されました。
【事例②】人間ドックでも精査されず胃がん死
→ 2002~03年の人間ドックで萎縮性胃炎と診断されるも精密検査の勧奨なし。
翌年胃がんが判明し死亡。裁判では「人間ドックでも専門医レベルまでは求めない」とされました。
【事例③】他人の検査結果を誤って入力
→ 本来「異常あり」だった検査が「異常なし」と通知され、肺がんの発見が遅れ死亡。
裁判では7500万円の損害賠償が認定されました。
【事例④】システムエラーで所見が伝わらず
→ 医師が判定を修正したが、事務システムがロック済みで反映されず。
患者はステージ1肺がんの見落としにより進行。440万円の認容判決。
🔶まとめ
健診で「異常なし」と言われても、それが絶対的な安全保証ではないことを、医療の現場を知る私たちは理解しています。
だからこそ、健診に携わる医療者は「見逃さない努力」を。
受診者は「受けっぱなしにしない意識」を持つことが、トラブルを未然に防ぐカギになります。
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健診はあなたの未来を守る“入り口”です。
どうか、軽んじず、大切にしてください。
今日もゆるーりとね💕