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こんな方におすすめ
- 第115回の看護師国家試験を目指す学生
- 国試で「カタカナ」に弱いと感じている看護学生
- 教員や実習指導者(指導のヒントとして)
目次
はじめに:カタカナ用語は“知らない”と正解できない
「カタカナが出てくると焦る」「どこかで聞いたことはあるけど意味が出てこない」――そんな経験はありませんか?
第114回看護師国家試験では、聞きなれないカタカナ用語が複数登場し、多くの学生が戸惑いました。
特に次のようなキーワードが話題に上がっています。
ダイバーシティ(午前34)
プレコンセプションケア(午前66)
フィンクの危機モデル(午後31)
ストレングスモデル(午後54)
ピアジェの認知的発達段階(午後60)
本記事では、これらの言葉をやさしく解説し、次回の試験で同じように慌てないよう対策のヒントをお届けします。
カタカナ問題①「ダイバーシティ(多様性)」出題:午前34問
「ダイバーシティ(Diversity)」とは、日本語で「多様性」と訳されます。
医療現場では、性別、年齢、国籍、宗教、性的指向、障がいの有無などの違いを尊重し合うことを意味します。
看護では、患者さんの文化的背景や価値観を理解し、偏見なくケアする姿勢が問われます。
✅ ポイント
「多様性=いろんな違いを認めて一緒に生きること」
看護の倫理や権利擁護にもつながる考え方です。
カタカナ問題②「プレコンセプションケア」出題:午前66問
「プレ(前)」+「コンセプション(受胎)」で、「妊娠前のケア」という意味です。
妊娠を考える前の段階から健康状態を整え、母体・胎児にとって安全な妊娠・出産を目指す保健指導のことを指します。
具体的には、葉酸の摂取、風疹ワクチン接種、喫煙や飲酒の見直しなどが挙げられます。
✅ ポイント
「妊娠してから」ではなく、「妊娠する前」が重要!
予防医学や母子保健の観点から注目されています。
カタカナ問題③「フィンクの危機モデル」 出題:午後31問
フィンク(Fink)は危機(クライシス)への心理的適応過程を4段階で表しました。
衝撃(ショック)
防御的退行(否認など)
承認(現実を受け入れる)
適応(新しい生活への取り組み)
これは、がん告知や重い病気の診断を受けた患者さんの反応として出題されることが多いモデルです。
✅ ポイント
「時間の流れ」とともに心理的適応が進んでいきます。
グリーフケアや心理的サポートの文脈で頻出します。
カタカナ問題④「ストレングスモデル」出題:午後54問
ストレングス(strength)=強み。
ストレングスモデルは、患者さんの“できること”や“強み”に注目して支援する考え方です。
たとえば、認知症の高齢者でも「毎朝の掃除は習慣でできる」といった行動を生かして、生活支援に組み込むような支援が該当します。
✅ ポイント
「できないこと」にフォーカスする従来の視点とは逆です。
地域包括ケアや精神看護、在宅看護でよく登場します。
カタカナ問題⑤「ピアジェの認知的発達段階」午後60問
ピアジェ.J(Jean Piaget)は発達心理学者で、子どもの認知の発達を4つの段階で説明しました。
感覚運動期(0~2歳)
前操作期(2~7歳)
具体的操作期(7~11歳)
形式的操作期(11歳以降)
子どもの「理解のしかた」「思考のスタイル」が発達段階に応じて異なるという理論です。
✅ ポイント
小児看護では定番の理論です。
「発達課題」とセットで覚えると理解が深まります。
まとめ:カタカナに動揺しないための勉強法
カタカナは「横文字=難しい」と思いがちですが、意味さえ知っていれば、看護の基本に通じるものばかりです。
そして、国家試験では時代背景を反映した「今、現場で使われている言葉」が多く出題されます。
🔸対策のコツは…
・カタカナは「意味」まで覚える
・自分の言葉で説明できるようにする
・過去問や模試で見た言葉はすぐ調べてメモ!
🌟カタカナにビビらない!意味を知れば、点につながる
国家試験は“知らないと解けない”だけ。意味がわかれば、怖くない!
今から一つずつ“知らない言葉”を“自分の言葉”にしていきましょう。
あなたの努力は、必ず本番で力になります。
今日もゆるーりとね💕