こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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それではゆるーりとご覧ください。
こんな方におすすめ
- 第115回看護師国家試験を受験予定の看護学生さん
- 国家試験対策をやり直している既卒受験生の方
- 勉強しているのに不安が消えない人
目次
- 1 あけましておめでとうございます。
- 2 まずは全体像を【図1枚】で確認しよう
- 3 STEP① まず pH を見る(基準は 7.4)
- 4 STEP② 原因はどっち?CO₂ か HCO₃⁻
- 5 STEP③ 呼吸性?代謝性?を決める
- 6 酸塩基平衡は「この3ステップ」だけで解ける
- 7 ここは必ず覚える!頻出疾患セット
- 8 【過去問で確認】酸塩基平衡はこう問われる
- 9 過去問から見える共通点
- 10 まとめ|酸塩基平衡は「暗記」ではなく「型」
- 11 年明けから本番まで、大切にしてほしいこと
あけましておめでとうございます。
いよいよ年が明け、看護師国家試験はいよいよ直前期に入りました。
この時期になると学生さんからよく聞くのが、
「酸塩基平衡がどうしても苦手です」
「毎年出るのは分かっているけど、混乱します」
「計算になると頭が真っ白になります」
という声です。
でも、最初にはっきりお伝えします。
国家試験の酸塩基平衡は、計算問題ではありません。
必要なのは、正しい順番で判断する力だけです。
今回は、
✔ 図1枚で全体像を把握
✔ 判断の3ステップを固定
✔ 頻出パターンを確実に取る
この流れで、酸塩基平衡を完全整理していきます。
酸塩基平衡は「毎年出る・でも差がつく」分野
酸塩基平衡は、
・毎年のように出題される
・必修・一般のどちらにも出る
・苦手な学生が多い
という特徴があります。
裏を返せば、理解できた人は、確実に点が取れる分野です。
「苦手だから後回し」にするのではなく、
ここで整理して“落とさない分野”に変えましょう。

まずは全体像を【図1枚】で確認しよう
ここで、今回のオリジナル図を見てください。👇

👉 この図は、
国家試験で実際に考える順番そのものを図式化しています。
覚えるのではなく、
この流れを思い出すことが目的です。
STEP① まず pH を見る(基準は 7.4)
酸塩基平衡で最初に見るのは、必ず pHです。
pH 7.4 未満(↓) → 酸性 → アシドーシス
pH 7.4 超(↑) → アルカリ性 → アルカローシス
国家試験では、
👉 7.4 を基準に「上か下か」だけを見る
これで十分です。
ここで迷うと、後がすべて崩れます。
STEP② 原因はどっち?CO₂ か HCO₃⁻
次に考えるのは、なぜその pH になったのかです。
酸性に傾くとき(アシドーシス)
CO₂ が増える
HCO₃⁻ が減る
アルカリ性に傾くとき(アルカローシス)
CO₂ が減る
HCO₃⁻ が増える
👉 数値を暗記する必要はありません。
「増えた?減った?」という方向性が分かればOKです。
STEP③ 呼吸性?代謝性?を決める
原因が分かれば、分類は一瞬です。
・原因が CO₂ → 呼吸性
・原因が HCO₃⁻(呼吸以外) → 代謝性
つまり、
肺の問題 → 呼吸性
それ以外 → 代謝性
と考えれば、国家試験では十分対応できます。
酸塩基平衡は「この3ステップ」だけで解ける
もう一度、確認しましょう。
1️⃣ pH(酸性か?アルカリ性か?)
2️⃣ 原因(CO₂ or HCO₃⁻)
3️⃣ 分類(呼吸性 or 代謝性)
👉 この順番を守ることが、最大のコツです。
ここは必ず覚える!頻出疾患セット
酸塩基平衡では、
毎年のように同じ疾患が使われます。
ここは割り切って覚えてしまいましょう。
下痢 → 代謝性アシドーシス
嘔吐 → 代謝性アルカローシス
慢性腎不全 → 代謝性アシドーシス
利尿薬使用 → 代謝性アルカローシス
過換気症候群 → 呼吸性アルカローシス
👉 国試では
この組み合わせが何度も形を変えて出ます。
問題を解くときの最終チェック
迷ったときは、次の3つを自分に問いかけてください。
・pH は 7.4 より上?下?
・原因は呼吸?それ以外?
・疾患とつじつまは合っている?
これがすべて一致すれば、
ほぼ正解にたどり着けます。
【過去問で確認】酸塩基平衡はこう問われる
ここからは、これまでの国家試験で実際に出題されてきた
酸塩基平衡の代表的な出題パターンを確認します。
※以下は学習目的のため、問題文は要点を整理して再構成しています。
ポイントは「正解を覚える」ことではなく、
図の3ステップで判断できるかです。

パターン① 下痢・嘔吐・腎不全・過換気の組み合わせ問題
出題の型
酸塩基平衡の異常と原因の正しい組み合わせを選ばせる問題。
【過去問】 酸塩基平衡の異常と原因の組合せで正しいのはどれか。
1.代謝性アルカローシス ― 下痢
2.代謝性アシドーシス ― 嘔吐
3.代謝性アシドーシス ― 慢性腎不全
4.呼吸性アシドーシス ― 過換気症候群
-
下痢
→ HCO₃⁻喪失
→ 代謝性アシドーシス -
嘔吐
→ 胃酸喪失
→ 代謝性アルカローシス -
慢性腎不全
→ 酸の排泄低下
→ 代謝性アシドーシス -
過換気
→ CO₂低下
→ 呼吸性アルカローシス
👉 この組み合わせを正しく理解していれば、
正解は「慢性腎不全 → 代謝性アシドーシス」と判断できます。
パターン② 酸塩基平衡の基礎知識を問う問題
出題の型
pHの基準値や、代表的な病態について正誤を判断させる問題。
【過去問】 酸塩基平衡について誤っているのはどれか。
1.血液のpHは重炭酸系の緩衝作用によって一定に保たれている。
2.動脈血のpHは一般に7.40±0.05に保たれている。
3.嘔吐は代謝性アシドーシスの原因となる。
4.過換気症候群では呼吸性アルカローシスがみられる。
押さえるポイント
-
血液のpHは
👉 7.40 ± 0.05 が基準 -
嘔吐
👉 代謝性アルカローシス -
過換気症候群
👉 呼吸性アルカローシス
👉 「嘔吐=アシドーシス」と誤認させる選択肢は毎年のように出るひっかけです。
正解は3となります。
パターン③ 代謝性アルカローシスの原因を問う問題
出題の型
代謝性アルカローシスを起こす原因を選ばせる問題。
【過去問】 代謝性アルカローシスの原因として正しいのはどれか。
1.炭酸ガスの蓄積
2.下痢
3.利尿剤の使用
4.過換気
図での判断
-
CO₂が原因ではない
-
HCO₃⁻が増える方向
-
呼吸以外の要因
👉 利尿薬の使用が正解となります。
パターン④ 「誤っているもの」を選ばせる問題(ひっかけ注意)
出題の型
酸塩基平衡について誤った記述を1つ選ぶ問題。
【過去問】 酸塩素平衡について誤っているのはどれか。
1.胆汁や膵液が大量に失われると代謝性アシドーシスになる。
2.酸素をとりすぎると呼吸性アルカローシスになる。
3.胃液を多量に嘔吐すると代謝性アシドーシスになる。
4.呼吸性アルカローシスではpHが上昇する。
典型的なひっかけ
-
「胃液を多量に嘔吐すると代謝性アシドーシスになる」
👉正解は3
胃酸を失うため、
正しくは代謝性アルカローシス。
このタイプは
👉 言葉に引っ張られた人が落ちます。
パターン⑤ 下痢・嘔吐・腎不全・過換気の正誤問題
出題の型
原因と結果の関係が正しいかを問う問題。
【過去問】 酸塩基平衡で正しいのはどれか。
1.下痢による重炭酸イオンの喪失はアシドーシスの原因となる。
2.頻回の嘔吐はアシドーシスの原因となる。
3.腎不全はアルカローシスの原因となる。
4.過換気はアシドーシスの原因となる。
図の3ステップで確認
-
下痢 → HCO₃⁻喪失 → アシドーシス(正)
-
嘔吐 → アシドーシス(誤)
-
腎不全 → アルカローシス(誤)
-
過換気 → アシドーシス(誤)
👉 正しく判断できるのは
「下痢による重炭酸イオン喪失」です。
パターン⑥ 基準値・代表的病態の確認問題
出題の型
数値や典型的症状についての理解を問う問題。
【過去問】 酸塩素平衡について誤っているのはどれか。
1.血液のpHの基準値は7.2±0.05である。
2.糖尿病性ケトアシドーシスではクスマウル呼吸がみ見られる。
3.下痢では血清ナトリウム値は低下する。
4.嘔吐を繰り返すとアルカローシスが生じる。
必ず押さえるポイント
-
pHの基準値は 7.40 ± 0.05
-
糖尿病性ケトアシドーシス
→ クスマウル呼吸 -
嘔吐を繰り返す
→ 代謝性アルカローシス
👉 「pH 7.2 ± 0.05」などは即切ってOKの選択肢です。
過去問から見える共通点
これらの問題を並べてみると、
実は毎回やっていることは同じです。
1️⃣ pHはどちらに傾くか
2️⃣ 原因は CO₂ か HCO₃⁻ か
3️⃣ 呼吸性か代謝性か

まとめ|酸塩基平衡は「暗記」ではなく「型」
酸塩基平衡の過去問は、
-
難しそうに見える
-
毎回違うように見える
でも実際は、
同じ型を何度も聞かれているだけです。
今回の
✔ 日本語オリジナル図
✔ 3ステップ思考
✔ 過去問パターン整理
この3つがそろえば、
酸塩基平衡は「落とさない分野」になります。

年明けから本番まで、大切にしてほしいこと
年が明けた今、必要なのは
新しい問題集
難しい応用問題
ではありません。
頻出を、確実に取ること。
酸塩基平衡は、
「苦手だから捨てる」分野ではなく、
「整理すれば守れる」分野です。
この図1枚と、3ステップの考え方を、
ぜひ試験会場まで連れて行ってください。
一緒に、最後まで仕上げていきましょう🩺🌸

今日もゆるーりとね💕






