こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
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それではゆるーりとご覧ください。
こんな方におすすめ
- 実習後の振り返りが苦手、自信をなくしがちな学生さんに。
- 振り返り=「反省」=「自責」だと思っている人に、新しい視点を届けたい。
- 学びを深める“リフレクション”という言葉に興味がある人に。
- 振り返りの意義や導き方を学生に伝えたい方に。
目次
【はじめに~心に響く言葉から始めよう】
「反省とは 自分を責めることではなく
自分をありのままに知ることである」
—— 若木山神社
看護実習が終わったとき、真っ先に「うまくできなかった」「もっと○○すればよかった」と、自分を責めていませんか?
でも、反省の本当の意味は「責めること」ではなく「自分を見つめ直すこと」です。
今回は、実習の振り返りを通して本当の学びにつなげる方法についてお話しします。
【振り返り(リフレクション)とは何か?その意味と定義】
■ 言葉の意味からひもとく
「反省」「内省」「省察」「熟考」——すべて“振り返り”の仲間です。
つまり、「問い直す」「よく考える」ことが振り返りの基本。
■ 学びの定義としての振り返り
授業でもこう伝えてきました。
「実践を記述・分析・評価し、実践からの学びを明確にするために、実践過程を振り返るプロセス」
つまり、振り返りとは単なる反省ではなく、学びを深める行為です。
【実習の学びを無駄にしないために】
■ エビングハウスの忘却曲線をご存知ですか?
私たちは、何もしなければ1日後には半分以上のことを忘れてしまうのです。
せっかく大変な思いをして学んだ実習。
学びを無駄にしないためには、「振り返り」が必要不可欠です。
【リフレクションの4ステップ】
では、リフレクションの流れを知っておきましょう。
👇①経験(Experience)
体験の中で気づきを得る
👇②省察(Reflection)
「何が起こったのか?」を冷静に振り返る
👇③概念化(Conceptualization)
「それは何を意味しているのか?」を考える
👇④試行(Experimentation)
得られた学びを次の場面で活かす
単に数をこなすだけでは看護師としての成長にはつながりません。
経験を「知見」に変えることが、本当の学習なのです。
【グループワークでも学びを深めよう】
実習後のグループワークにはこんな意味があります。
・他者の視点に触れ、自分の視野を広げる
・共感や気づきを得られる
・自分の考えを言語化することで、理解が深まる
■ 活発な意見交換をするコツ
・雑談になっていると感じたら、「目標に立ち戻る」
・まずはお互いの意見を「承認」し合う
・非難や否定は禁止!
・アサーティブ(自他尊重の自己表現)を意識する
【おわりに~振り返りは「自分を好きになるための時間」~】
実習の振り返りは、失敗を責めるためではなく、自分自身を知るための大切な時間です。
その学びは、きっと未来のあなたを支えてくれる宝物になります。
あなたの一歩一歩が、看護師としての成長に確実につながっています。
焦らず、丁寧に、自分と向き合っていきましょう。
今日もゆるーりとね💕