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こんな方におすすめ
- 看護教員や教育者として、授業づくりに悩んでいる方
- 教育三観を自分の授業にどう活かすか考えている方
- ブログやSNSで発信を始めたい看護師・教員
- 「伝えること」の本質を見つめ直したい方
目次
よきブロガーは、よき教員である ― 教育三観とペルソナ設定の不思議な共通点
ブログを始める時「ペルソナ設定が大事」といわれました。
ブログを書くとき、「どんな人に届けたいか」を明確にすることで、記事がぐっと伝わりやすくなる――そんな考え方ですね。
一方で、教員として授業づくりをするときに大切にするのが「教育三観(学生観・指導観・教材観)」。
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在宅看護過程の指導に活かす「三観」の実践例|看護教員が語る教育の工夫
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ふと気づいたのです。
このうちの「学生観」こそ、まさにペルソナ設定そのものではないかと。
そして、学生観をしっかり持つ教員は、読者像を明確に描けるブロガーに通じる。
つまり――
よきブロガーは、よき教員である。
そう思ったら、なんだか笑ってしまいましたが、意外と本質を突いているのではないでしょうか。
学生観=ペルソナ設定という発想
「学生観」とは、教員が“学生をどう見るか”という価値観のことです。
たとえば、
・核家族の中で育ち、高齢者との生活体験が少ない。
・共働き家庭で育ち、家族団らんの機会が少ない環境。
・SNSでの時代、直接的コミュニケーションが苦手。
・指導者との関わりに不安を抱いている。
このように、学生の姿を具体的に思い描くことが授業設計の第一歩です。
これは、ブロガーにとってのペルソナ設定とまったく同じ。
「どんな読者に」「どんな悩みを解決してもらいたいか」を明確にすることで、言葉が生きてくるのです。
つまり、
学生観を持って授業をつくる教員と、ペルソナを意識して記事を書くブロガーは、どちらも“伝える相手”を中心に置いているのです。
教員とブロガーの共通点
教育とブログ。まったく違う世界のようで、実は深い共通点があります。
共通点① 相手中心の発想
どちらも「自分が言いたいこと」より、「相手が受け取りやすいか」を優先します。
学生に合わせて授業を組み立てるように、読者に合わせて言葉を選ぶのです。
共通点② わかりやすさへのこだわり
難しい内容も、かみ砕いて説明できる力。
図や例え、ストーリーを使って伝える工夫。
この力は、教育でもライティングでも大切です。
共通点③ 学びの動機づけを意識する
授業も記事も、「もっと知りたい」と思ってもらえなければ心に残りません。
そのために、冒頭で問いを投げかけたり、共感を生む言葉を添えたりする――
どちらも“興味の火を灯す”工夫をしているのです。
共通点④ フィードバックを糧に成長する
学生の反応やアクセス解析。
教員もブロガーも、相手の反応を受け取って内容を磨き続けます。
教員で言うと「授業評価」のことになりますね。
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その姿勢が成長につながります。
よきブロガーは、よき教員である
授業も記事も、「伝える」ではなく「届く」ことを目指す点で同じです。
たとえば、
学生の顔を思い浮かべながら教材をつくるように、
読者の悩みを想像しながら文章を紡ぐ。
その“想像力”こそが、教育にもブログにも共通する「伝わる力」なのです。
教育力=発信力=相手への想像力。
これが、私が教員として、そしてブロガーとして感じた共通の真理です。
まとめ ― ペルソナを描くことは、思いやりを形にすること
「刺さる授業」も「刺さる記事」も、相手を想うところから始まります。
ペルソナを意識するということは、マーケティングではなく“思いやりのデザイン”なのです。
だからこそ、
よきブロガーは、よき教員。
そして、教える人は誰よりも「伝える力」を磨き続ける人。
ブログを書くことは、ある意味で“もう一つの授業”なのかもしれません。
伝えたい相手の姿を思い描きながら、ことばで心を動かす――
それが、教育であり、発信の原点だと思うのです。
今日もゆるーりとね💕