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「同じでないけど対等」私が看護師長として守りたいもの。アドラー心理学と私の信念

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こんな方におすすめ

  • 職場の人間関係や人間関係のストレスに悩んでいる方
  • 看護師長や主任など、スタッフの育成・組織運営に携わる看護管理者
  • 職場の嫉妬や比較、陰口などに心を痛めている方
  • 心理的安全性のある職場づくりに関心がある方

 

今日は、今の私が感じていることを少し真面目に書いてみようと思います。

私は、アドラー心理学を日々の生活の中で実践することを、人生の目標のひとつにしています。

その中でも、特に大切にしている考え方があります。

「同じでないけど対等」

人はみんな違います。

能力も、経験も、性格も、価値観も違う。

でも、人としての価値に上下はない。

私は、そんな「横の関係」を大切にしたいと思っています。

すべての悩みは対人関係の悩みである

アドラー心理学では、

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

と考えます。

今、私はこの言葉を痛感しています。

職場という場所には、さまざまな人が集まります。

当然、考え方も違えば、仕事に対する姿勢も違います。

そして、残念ながら、人を比較したり、ねたんだり、ひがんだり、時には誰かを見下したりすることも起こります。

誰かが評価されれば面白くない。

誰かが自分より恵まれているように見えれば不公平だと感じる。

自分の正しさを証明するために、誰かを否定してしまう。

そんな人間関係の難しさを、私は今、改めて感じています。

でも、私は思うのです。

誰かを下げたところで、自分の価値が上がるわけではない。

他人と比較することでしか、自分の価値を確認できないとしたら、

それはとても苦しい生き方ではないでしょうか。

私が大切にしたいのは「横の関係」

アドラー心理学では、他人との関係を上下で捉える「縦の関係」ではなく、互いを対等な存在として尊重する「横の関係」を大切にします。

私は、この考え方に強く共感しています。

仕事ができる人も、まだ十分にできない人もいる。

自分の意見をはっきり言える人も、言えない人もいる。

周囲を引っ張る人もいれば、目立たないところで支えている人もいる。

それでいいのだと思います。

それぞれの違いを認め、互いに補い合えばいい。

もちろん、仕事である以上、責任や役割はあります。

改善すべきことは改善しなければなりません。

でも、だからといって、その人の人格や存在そのものを否定してよい理由にはなりません。

仕事の評価と、人間としての価値は別のもの。

私はそう考えています。

声の大きい人だけが評価される職場にはしたくない

私は今、看護師長という立場にいます。

管理者になって、改めて感じることがあります。

それは、職場にはさまざまな形で頑張っている人がいるということ。

自分の仕事を黙々とこなす人。

誰かが困っていたら、さりげなく手を差し伸べる人。

自分の事情を抱えながらも、与えられた役割を誠実に果たしている人。

不平不満を声高に訴えるわけでもなく、淡々と働いている人たちがいます。

私は、そんなスタッフの存在を大切にしたいのです。

もちろん、意見を言うことは大切です。

不満を伝えることも、組織をよくするために必要な場合があります。

でも、声の大きい人の意見が、必ずしも全員の意見とは限りません。

そして、声を上げない人が、何も考えていないわけでもありません。

だからこそ、管理者は一人ひとりを見なければならない。

誰かの評価だけで、その人を判断してはいけない。

私はそう思っています。

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真面目に働く人が傷つかない職場をつくりたい

私が管理者として守りたいもの。

それは、スタッフ一人ひとりの尊厳です。

特に、誰かをねたんだり、ひがんだりすることなく、自分の役割を誠実に果たしている人たちが、不当に傷つけられることのない職場にしたい。

誰かの好き嫌いで評価が決まる。

周囲の意見に同調しなければ居場所がなくなる。

人と違うだけで否定される。

そんな職場にはしたくありません。

私が目指したいのは、心理的安全性のある職場です。

自分の考えを安心して伝えられる。

失敗した時に、責められることを恐れず相談できる。

人と違う意見を持っていても、尊重される。

そして、誰かの陰口や否定的な評価におびえることなく、自分の仕事に向き合える。

そんな職場をつくりたいのです。

心理的安全性とは、何を言っても許されることではありません。

互いに責任を果たしながら、安心して意見を交わせること。

私はそう理解しています。

きれいごとと言われても、譲れないものがある

こんなことを言うと、

「そんなの理想論だよ」

「現実はそんなに甘くない」

と言われるかもしれません。

確かにそうかもしれません。

人間関係は複雑です。

誰もが自分の価値観を持ち、感情を持っています。

管理者だからといって、すべての人の気持ちを変えることはできません。

それでも私は思うのです。

理想を持たなければ、目指す方向さえ見失ってしまうのではないか。

私は、誰もが満足する職場をつくれるとは思っていません。

全員から好かれる管理者になれるとも思っていません。

時には厳しい判断をしなければならないこともあるでしょう。

それでも、一人ひとりを大切にするという姿勢だけは失いたくない。

そして、誰かを守るために、必要な時には毅然とした態度を取れる管理者でありたい。

それが、今の私の信念です。

アドラー心理学を実践するということ

アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。

他人がどう考えるか。

私をどう評価するか。

それは、最終的には相手の課題です。

でも、管理者として自分がどのように判断し、行動するか。

それは私自身の課題です。

誰かの機嫌を取ることでも、全員に好かれることでもありません。

公平に話を聞き、事実を確かめ、必要な判断をする。

そして、スタッフが安心して働ける環境を整える。

そこに自分の責任があるのだと思っています。

もうひとつ、私が大切にしているのが「共同体感覚」です。

誰かに勝つことではなく、仲間として協力し、貢献すること。

看護という仕事は、まさに一人では成り立たない仕事です。

だからこそ、互いを競争相手ではなく、共に働く仲間として認め合える職場であってほしい。

そう願っています。


嫌われる勇気

管理者になったからこそ、実現したい

私は、決して完璧な管理者ではありません。

迷うこともあります。

悩むこともあります。

時には自分の判断に自信が持てなくなることもあります。

それでも、管理者という立場を引き受けた今、私には目指したい組織の姿があります。

人と比べるのではなく、互いの違いを認め合える職場。

声の大きさではなく、一人ひとりの行動や努力が公平に見てもらえる職場。

真面目に働く人が、不当に傷つけられない職場。

そして何より、

誰もが一人の人間として尊重される職場。

簡単ではないでしょう。

時間もかかると思います。

でも、私は諦めたくありません。

59歳になった今も、私はまだまだ成長の途中です。

看護師長という仕事も、きっと私自身が人間として成長するための大切な経験なのだと思っています。

「同じでないけど対等」

この言葉を胸に、これからも一人ひとりのスタッフと向き合っていきたい。

きれいごとでも、理想でもいい。

それでも譲れない信念がある。

それが、今の私の思いです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日もゆるーりとね💕

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  • この記事を書いた人

のぴまゆ

看護師歴37年、現役看護師長。看護学校での教員経験6年を経て、現在は看護研究や国家試験対策、終末期・緩和ケアの教育支援に情熱を注いでいます。54歳で一念発起し、働きながら看護学の学士を取得。25冊のKindle出版実績を持つ『伝えるプロ』でもあります。4人の子の母、4人の孫の祖母としての顔も持ち、多忙な日々の中でも理想のキャリアを掴み取る方法を、あなたの隣で全力で応援します!

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