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こんな方におすすめ
- 職場や家庭で「あなたのため」と言われ、振り回されて疲れている人
- 看護師・医療職で「患者さんのため」と言いながらも迷いや葛藤を感じている人
- 自分の言葉や態度が、相手を支配していないかを内省したい人
目次
「あなたのためを思って」という言葉の落とし穴
「あなたのためを思って」――そう言われた経験はありませんか?
一見ありがたい助言に聞こえるその言葉の裏には、実は相手をコントロールしたい気持ちが隠れていることもあります。
先日、ダイアモンド・オンラインの記事「【いますぐ逃げて】『あなたをコントロールしようとする人』がよく言うセリフ・ワースト1」を読みながら、私自身も大きく頷きました。
記事の内容から
記事では「オカルト少女」のエピソードが紹介されていました。
いつも真剣な顔で「あなたのために」と助言してくれる同級生。
占いやコックリさんを根拠に「あなたの親友は大人になれない」と言い放ち、恐怖で支配する。
結果的にそれは現実にならず、彼女の言葉はただの“縛り”でしかなかったのですが、当時の筆者はその言葉に強く影響され、心を支配されていたのです。
ここで示されているのは、「あなたのためを思って」という言葉が、いかに人を縛る鎖になり得るかということです。
コミュニティクラッシャーとの共通点
私は以前、「コミュニティクラッシャー」について記事を書いたことがあります。 続きを見る
コミュニティを壊してしまう人には、言葉巧みに相手を動かす高い操作性を持つ人がいる。
自分の利益を優先しながら、あたかも「あなたのため」を装って近づく人がいるのです。
職場の人間関係を壊す『コミュニティ・クラッシャー』とは?看護師が知っておくべき特徴と対策
医療現場や職場でも同じように、こうしたタイプに出会うことはあります。
表情や口調は優しげでも、言葉の中に“相手を自分の思い通りに動かしたい”という意図が潜んでいる。
その見抜き方を学ぶことは、自分の心を守るためにも大切です。
書籍『人生は「気分」が10割』からの学び
記事中で紹介されていた書籍『人生は「気分」が10割』(キム・ダスル著)にはこんな一節があります。
「心から思いやる誰かのためにすべきことは、その人を輝かせること。その輝きが消えないように見守ることだ。」
相手を本当に大切に思うなら、縛るのではなく、そっと見守る。
その人の選択や生き方を尊重することこそが「あなたのため」であると、この本は教えてくれています。
看護師として内省をしてみませんか
そして大切なのは、こうした「コントロールする人」に振り回されないだけでなく、自分自身もまた誰かをコントロールしていないかを問い直すことです。
看護の現場では「患者さんのために」という言葉を、私たちはよく使います。
けれどその裏に、自分の業務の効率や都合が潜んでいないでしょうか。
たとえば糖尿病の患者さんに「インスリンは必ずこの時間に打たないとダメです」と強く伝えること。
医学的には正しい指導でも、患者さんの生活リズムや価値観を無視してしまえば、それは本当に「患者さんのため」ではなく、「自分のための安心材料」になってしまうことがあります。
まとめ
「あなたのためを思って」という言葉は、時に相手を支配する鎖となります。
だからこそ、その言葉をかけられたときは「本当に自分のためなのか?」と立ち止まること。
そして、自分が誰かに助言するときも「相手を縛っていないか?」と自問すること。
この二つの視点を持つことで、人間関係はより健やかになり、看護の現場でも“その人らしい輝き”を守るケアにつながっていくのではないでしょうか。
今日もゆるーりとね💕