こんにちは。このブログの管理者
ゆるーりすと のぴまゆです。
このブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。
それではゆるーりとご覧ください。
こんな方におすすめ
- 看護師国家試験を控えている
- 看護師国家試験の出題傾向が知りたい
- 今から国家試験のラストスパートをかけようとしている
今ならまだ間に合います。傾向と対策をして試験に挑みましょう。
目次
出題基準の基づいた学習のすすめ
看護師国家試験は、毎年多くの受験者が挑戦する重要な試験です。
この試験に合格することは、看護師としての第一歩を踏み出すための大きな関門となります。
特に113回国家試験は、これまで以上に実践的な内容や臨床の現場での判断力を問われる傾向が強まっており、多くの受験者がその変化に対応するための準備が必要となりました。
試験は出題基準に基づいて作成され、これに沿った学習が合格への近道です。
しかし、膨大な内容をどのように効率よく学習すれば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、113回国家試験の傾向を踏まえ、効果的な勉強法を紹介していきます。
国家試験合格を目指すみなさんが、自信を持って本番に臨めるようサポートします。
国家試験は、看護師としての基本的な知識や技術を評価するため、厚生労働省が定めた**「看護師国家試験出題基準」**に基づいて作成されています。
この基準は看護師に求められる臨床的判断力や倫理的問題に対応する力を評価するもので、毎年改訂が行われ、最新の医療知識や社会のニーズに合わせて更新されています。
出題基準は以下のような主要な領域で構成されています。
必修問題
人体の構造と機能
疾病の成り立ちと回復の促進
健康支援と社会保障制度
基礎看護学:看護の基本理念や理論、基本的な看護技術
成人看護学:成人における健康問題の理解とケア
老年看護学:高齢者特有の健康課題とケア
小児看護学:小児の成長発達や病気に対する看護
母性看護学:妊娠、出産、育児に関連する看護
精神看護学:精神疾患を抱える患者に対する看護
在宅看護論/地域・在宅看護論:在宅ケアにおける看護の役割
看護の統合と実践
国家試験はこの出題基準に基づいて設計されており、試験対策としては基準の詳細を理解し、領域ごとにしっかりとした学習が求められます。
113回国家試験の出題傾向
113回国家試験では以下のような傾向が見られました。
出題形式について
5選択1問題21問(うち状況設定問題2問)
5選択2問題:17問(うち状況設定問題1問)
ここでは例年なみの出題で、とくに選択に迷うような問題は少なかった印象です。
必修問題について
出題基準に示されているとおり、「基本的な知識を問う」問題が幅広く出題されました。
過去問をただ解いているだけでは正解できないような、掛け合わせ問題、
例えば「人体の構造と機能」と「基礎的看護技術」の両方の知識が定着していて解答できるような問題がありました。
また「国民生活基礎調査」「国民健康・栄養調査」など「国民衛生の動向」などの統計の知識が必要な問題もありました。
統計と合わせて、現代の家族状況や健康志向を学習しておく必要があります。
また「臨床研究の倫理指針」「看護師の業務従業者届」など、看護師として働く義務と責任についての知識も求められました。
合格のためには、必修問題は80%の正答率が必要ですが、それだけに知識の確実性が求められます。
国民衛生の動向 2024/2025 (厚生の指標2024年8月増刊) 雑誌
出題傾向について
基礎看護学や成人看護学の出題数が多い
基本的な看護技術や理論に加えて、臨床の現場で遭遇しやすい成人看護のケースが頻繁に出題されました。
医療倫理や判断力に関する問題が増加
倫理的な判断が問われる問題や患者のQOLに配慮したケアのあり方に関する問題が多く見られました。
事例問題の増加
臨床場面での具体的な状況をシミュレーションし、問題解決能力を問うケースが増加しています。このため、実際の患者対応に即した実践的な知識が重要となります。
予防医療・在宅医療への注目
コロナ禍の影響もあり、予防医療や在宅ケアに関する問題が多く出題されていることが特徴です。
対策
113回国家試験の傾向を踏まえた対策は次のとおりです。
出題基準に基づく勉強
まず、出題基準をよく理解し、各領域でどのような知識や技術が問われるのか把握しましょう。
基礎看護学や成人看護学を中心に、出題基準を網羅的に学習することが重要です。
倫理的判断の強化
医療倫理や患者の権利に関する問題が増えているため、エビデンスに基づいた判断力を鍛える必要があります。
倫理的なジレンマやチーム医療の問題など、臨床現場での事例を元に考える力を養うことが求められます。
事例問題への慣れ
113回試験では事例問題が多かったため、問題集や模擬試験を使って事例に対応する能力を高めましょう。
具体的な場面での問題解決能力を強化するために、実践的なシミュレーションやグループディスカッションも効果的です。
最新の医療知識に触れる
予防医療や在宅医療に関する出題が増えているため、最新の医療知識や在宅ケアの重要性に関する内容を理解しておきましょう。
特にコロナ禍以降、医療のあり方が変わりつつあるため、その背景や影響についても学ぶことが必要です。
過去問の活用
過去の国家試験問題を解くことで、出題傾向や頻出項目を把握できます。
過去5年分の問題に繰り返し取り組み、問題のパターンや時間配分にも慣れることが重要です。
しかし、パターンだけにとらわれると、迷う問題もあります。やはり確実な知識の獲得が基本となります。
まとめ
113回国家試験の傾向と対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
国家試験は看護師としての基礎力を問われる重要な試験であり、その合格には出題基準を正確に理解し、戦略的に勉強を進めることが欠かせません。
特に113回試験では、実践的な知識や倫理的な判断力、事例問題への対応が求められる傾向が強くなっています。
これらを意識した学習と、過去問や模擬試験の活用によって、確実に力をつけていきましょう。
試験勉強は長い道のりかもしれませんが、継続して努力することで必ず結果がついてきます。
さあ、合格を目指して前向きに取り組んでください。あなたの成功を心から応援しています!
今日もゆるーりとね💕