【第115回看護師国家試験】残り1か月半、合格する人がやっている「仕上げ」の過ごし方

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第115回看護師国家試験。迫る！

2026年2月15日。
第115回看護師国家試験まで、いよいよ残り約1か月半となりました。

この時期になると、
「まだ覚えていないところがある」
「もっと勉強しなきゃ」
「全部やりきれていない気がする」

そんな焦りを抱えている方が、とても多いのではないでしょうか。

実際、私はこれまで看護学生さんの指導や講義、国家試験前の相談を数多く受けてきましたが、この時期の学生さんには共通した不安があります。

でも、まず最初にお伝えしたいことがあります。

大丈夫です。
今の不安は、ここまで頑張ってきた証拠でもあります。

この記事では、
「残り1か月半をどう過ごすか」
国家試験に向けた最終仕上げの考え方を、丁寧にお伝えします。

国家試験直前期は「広げる時期」ではない

残り1か月半。
この時間は決して短くありませんが、何でもできる時間でもありません。

この時期にやりがちなこととして、

新しい参考書に手を出す

SNSや動画で勉強法を探し続ける

全分野を均等に完璧にしようとする

こうした行動があります。

でも、はっきり言います。

今は「広げる時期」ではありません。
今は、整える時期です。

国家試験直前期に必要なのは、

「知らないことを増やすこと」ではなく、
「できる問題を確実に正解できる状態にすること」。

この意識の切り替えが、合否を分けます。

仕上げ期に意識したい3つの柱

① 必修問題を“落とさない力”を作る

国家試験で、まず最優先なのは必修問題です。
なぜなら必修は絶対に8割以上得点しなくては合格できないからです。
一般状況設定は毎年ボーダーラインが違ってきますが、必修は変動なしです。

そして、必修は、難問を解く力、応用力を競うものではありません。

「知っていることを、正しく選べるか」
ここが問われています。

必修で必要なのは、
✔ あいまいな理解をなくす
✔ 何度も出てくるテーマに慣れる
✔ ケアレスミスを減らす

この積み重ねです。

「解けるはずの問題を落とさない」
この状態を作ることが、合格への一番の近道です。

※次回の記事では、必修問題を確実に取るための考え方と具体例を詳しく解説します。

② 一般・状況設定は「頻出」に絞る

一般問題・状況設定問題も、全部を完璧にする必要はありません。

むしろ、

何度も出題されている

見たことがある

パターンが決まっている

こうした頻出分野を確実に取ることが大切です。

国家試験は、
「初めて見る問題」より
「どこかで見たことがある問題」が多く出題されます。

この1か月半は、
✔ 過去問で何度も出ているテーマ
✔ 間違えやすいけれど毎年出るところ

ここにエネルギーを集中させましょう。

③ 体調管理も、立派な国家試験対策

看護師国家試験は、知識勝負であると同時に、体力・集中力の勝負でもあります。

睡眠不足

生活リズムの乱れ

試験当日の疲労

これらは、思っている以上に判断力を鈍らせます。

看護師として患者さんに
「休養も大事ですよ」と伝えるように、
自分自身のコンディション管理も勉強の一部です。

試験当日、

落ち着いて問題文を読める

長時間座って集中できる

この状態を作ることも、合格への準備です。

不安になるのは、ここまで積み重ねてきたから

国家試験直前になると、
「できていないところ」ばかりが目についてしまいます。

でも、思い出してください。

あなたは、

実習を乗り越え

レポートを書き

試験を受け

ここまで学び続けてきました。

その積み重ねは、簡単に消えるものではありません。

今やるべきことは、
できないところ探しではなく、
できるところを確実に積み上げること。

それが、国家試験の「仕上げ」です。

次回予告

次回は、
「絶対に落としたくない必修問題」に焦点を当て、

必修問題で点を落とさない考え方

ひっかかりやすい選択肢の特徴

確実に正解するための視点

を、具体的な問題を交えて解説していきます。

国家試験まで、ここからは一緒に整えていきましょう。
あなたが試験当日、落ち着いて問題用紙を開けるように。

このシリーズが、その支えになれたら嬉しいです🩺🌸

今日もゆるーりとね💕