病院の賃上げ率はわずか2.41％…医療従事者が報われる時代はくるのか？ 副業・起業の時代にシフトする看護師たち

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はじめに：現場を支える私たちの“報われなさ”

「またか…」というため息が、日経メディカルの記事を読んだ瞬間に漏れました。

2025年6月6日に発表された四病院団体協議会の調査によれば、病院における平均賃上げ率はわずか2.41％。
一般産業の賃上げが4〜5％であることを考えると、その差は歴然です。

病院の現場で、患者さんの命を支え続けている私たち医療従事者。
その労働の価値は、いったい誰が守ってくれるのでしょうか。

この数字を見て、私はあらためて「看護師こそ副業・起業で人生の選択肢を増やすべきだ」と強く感じました。

 調査結果が映し出す“医療現場のリアル”

調査は、日本病院会など四団体が実施し、163病院が回答したものです。
そのうち、賃上げを実施した病院は98％以上にのぼりますが、その中身はというと…

- 定期昇給のみが63病院（39％）
- ベースアップを行ったのはたった4病院（2％）

実際の昇給率も2.41％と控えめで、とても物価上昇に見合う数字とは言えません。

公立病院にいたっては2.1％台とさらに低く、現場の厳しさを浮き彫りにしています。
病院形態によっては、賃上げ促進税制すら活用できない状況にあり、「赤字だからできない」という理由も3割を占めています。

 現場の努力は報われていない

この数字の裏にあるのは、夜勤も休日も関係なく働く私たち看護師の姿です。
患者さんの命を預かるという重責、感染症やハラスメント、心身への負荷…。
それにも関わらず、昇給率は物価上昇にも追いつかない。

ボーナスに至っては「変わらない」が67％、「下がった」という病院も16％ありました。
このまま我慢し続けるしかないのでしょうか？

副業・起業という選択肢を持とう

私はこの数年、「副業」や「起業」という働き方に取り組んでいます。
ブログ、電子書籍出版、講師業、看護師向けの情報発信…。
これらはすべて、病院の外でも「看護師である自分」を活かせる手段でした。

働き方は一つじゃない。
収入源も一つじゃなくていい。

看護師という専門職だからこそ、多様な働き方を選べる時代に突入しているのだと実感しています。

まとめ：看護師の未来は、自分で切り拓く

今回の調査結果は、ある意味で私たちへの「警告」だと思います。
いつまでも「病院がなんとかしてくれる」という幻想を抱いていては、自分も家族も守れません。

副業、起業、転職、スキルアップ――。これからの看護師は、自ら人生をデザインする力が求められているのだと、私は強く感じています。

一緒に、自分の人生に選択肢を増やしませんか？
看護師ライフを、もっと自由に、もっと豊かに。

今日もゆるーりとね💕