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目次
はじめに
近年、終末期の医療に関する決定権を患者や家族が保持したいという要望が高まる中、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の重要性が広く認識されるようになりました。
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アドバンスケアプランニング(ACP)って何?
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厚生労働省が実施した2022年の「人生の終末期における医療・療養に関する調査」は、人々が人生の終末期の医療をどのように認識しているかについての貴重な洞察を提供し、終末期の決定に関する世論の現状を垣間見ることができます。
1. 2022年「人生の終末期における医療・療養に関する調査」の概要
2022年に実施された調査では、終末期における医療と介護に関する日本国民の意識を調査しました。
一般市民、医師、看護師、介護支援専門員が調査対象者となり、さまざまなグループが終末期の計画にどのように取り組んでいるかを包括的に把握できるようになりました。
この調査は平成4年以降、5年ごとの調査を実施しており、2017年にも行われています。
以下の資料の出典元は社会保障審議会医療部会(第99回 6/2)《厚生労働省》です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00044.html
2. ACPの認知度の高まり
調査の主な結果の 1 つは、日本国民の間でアドバンス・ケア・プランニング (ACP) の認知度が少しずつ高まっているという点です。
医療者においては、よく知っていると回答した者が2017年と比較して45%まで上昇しています。
それでも半分です。まだまだ医療者であっても、ACPの認識は低い気がします。
しかし一般の方の認識は知らないが70%以上を占めています。まだまだ一般市民の認識は低いと思われます。
3. ACPについての意識調査
人生の最終段階における医療・ケアについて考えたことがあるか
一般の方は約半数、医療者は80%以上が考えたことがあると回答しています。
人生会議を進ることについてどう思うか
一般の方は半数以上が賛成であると、しかし、半数はよくわからないと回答しており、ACPに対する認知の低さと比例しているように思われます。
医療ケアについて話し合うきっかけ
共通して家族等の病気、自分の病気が多いです。
医療ケアについての話しあいを行っている時期
病気の進行に伴い、死が近づいているときが多いことが判明しました。
しかし、興味深いのは約20%の医療者は常日ごろ、日々の診察で話し合っていると回答している点です。
4. 終末期ケアの決定における格差
ACP の認知度は高まっているものの、調査では終末期ケアの選択肢へのアクセスと理解に格差があることが明らかになりました。
たとえば、高齢者や地方に住む人はACPへの認識は低く、情報や医療サービスへのアクセスが限られているなどの障壁を反映しています。
つまり、利用可能なサービスについての理解不足に対してはよりよい支援システムの構築の必要性がありますし、
家族内でのACPに関する議論を増やすことを目的とした教育キャンペーンなども今後行うと効果的かもしれません。
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5.まとめ
2022 年のこの調査は、現在のシステムを改善し、より多くの人々が自分の希望を表明する機会を確保するための重要性を示しています。
医療専門家として、私たちはこうした会話を奨励し、患者とその家族にガイダンスとリソースを提供する責任があります。
ACP を日常生活に取り入れることは、患者にとって有益であるだけでなく、家族の負担を軽減し、もしもの時に、十分な情報に基づいて最善の決定を下すのに役立ちます。
ACP の認知度が高まり続けるにつれて、最後まで自分の声(思い)が届くように、より多くの人々が必要な措置を講じるようになることが期待されます。
今日もゆるーりとね💕