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ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- これから実習を迎える看護学生さん
- 実習の真っ最中で人間関係に悩んでいる学生さん
- 実習指導者や教員の方
目次
はじめに
看護実習で多くの学生が悩むのは「人間関係」です。
患者さんへの関わり、同級生との比較、そして一番大きなストレスになりやすいのが「指導者との関係」。
実習を前に「指導者が怖い」「うまくやっていけるだろうか」と不安になる学生さんは少なくありません。
私自身も学生時代、実習のストレスは人との関わりにありました。
厳しい言葉を受けて落ち込んだり、どう対応すればいいのか分からなかったり…。
そして現在は、看護師として臨床を経験し、さらに教員や実習指導者として学生をサポートする立場も経験してきました。
その立場を経て振り返ると、厳しい指導の裏側には「学生に学んでほしい」「患者さんに安全な看護を提供してほしい」という思いがあることを強く感じています。
ここでは、私の経験を踏まえて、実習中の人間関係で悩んだときに役立つヒントをお伝えします。
1. 指導者との関わり方
怖いと感じるのは自然なこと
「指導者が怖い」と感じるのは、多くの学生に共通する思いです。
指導者の厳しい表情や言葉は、決して学生を追い詰めるためではなく、「看護の本質を理解してほしい」という期待の表れです。
その理由のひとつに、指導者自身が多重課題を抱えている現実があります。
病棟での看護師は、日々の業務をこなしながら、患者さん一人ひとりに向き合い、さらに学生への指導も並行して行っています。
つまり、患者さんの安全を守る責任と教育的役割を同時に担っており、その緊張感の中で学生と関わっています。
このような状況を知ると、指導者の厳しさの裏には「患者さんを第一に考える責任感」と「学生にしっかり学んでほしいという願い」があることが分かります。
学生にとっては怖く感じる言葉も、実はその責任と使命感から生まれているのです。。
言葉を“学びのヒント”に変える
厳しい指摘を受けたとき、「攻撃された」と受け止めるのではなく「学びのヒント」として捉えてみましょう。
私は実習指導者をしていたとき、学生が自分の言葉を素直に受け止め、「次はこうしてみます」と返してくれると、とても頼もしく感じました。
「はい、ありがとうございます」と一言返すだけで、指導者との関係はぐっと柔らかくなります。
分からないときは素直に
「分かりません」「教えていただけますか」と伝えることは、弱さではなく誠実さです。
学生時代の私は答えられない自分を責めていましたが、今指導者の立場から見ると、その正直さこそが信頼につながるのだと感じます。
2. 患者さんとの関わり方
会話が続かないのは誰にでもある
「患者さんと何を話していいか分からない」と悩む学生さんは多いです。
沈黙が怖くても、無理に会話を続けなくて大丈夫。
実はベテランの看護師でも沈黙は苦手な人も多いのです。
しかし、沈黙も大切なコミュニケーションの要素とされています。
なぜなら沈黙「間」は受容を意味することもあるのです。
ですから沈黙を恐れてはいけません。
小さな声かけが大きな意味に
「お変わりありませんか?」「寒くないですか?」など、短い声かけでも十分です。
患者さんは「自分を気にかけてくれている」という安心感を覚えます。
これは教科書以上に大切な学びです。
3. 同級生・仲間との関わり方
比較して落ち込むのは自然なこと
実習ではどうしても「周りの学生と比べて自分はできていない」と感じてしまいます。
しかし、看護の学びは人それぞれのペースがあり、成長のスピードも違います。
私が実習指導者として学生と関わったときも、「あの人はできるのに…」と落ち込んでいた学生が、数週間後に自分らしい強みを発揮して輝く場面を何度も見てきました。
比較はモチベーションになることもありますが、行きすぎると自信を失う原因にもなります。
大切なのは「昨日の自分」と比べて、少しでも成長できたかを振り返ることです。
仲間はライバルであり支えでもある
看護師になってからも、チームで働く以上、仲間の存在は欠かせません。
実習中に仲間と励まし合い、情報を共有することは、これからの看護人生に通じる大切な経験になります。
切磋琢磨できる関係性の仲間を大切にしたいですね。
まとめ
看護実習における人間関係は、学生にとって大きな壁です。
ですが、指導者・患者さん・仲間との関わりを通じて得た学びは、必ず看護師になってから役立ちます。
私は看護師として臨床を経験し、さらに教員や実習指導者として学生と向き合ってきました。
だからこそ、厳しさの裏にある「育てたい」という思いも知っています。
怖いと感じるのは、あなたが真剣に学んでいる証拠です。
どうか一人で抱え込まず、人との関わりの中で少しずつ成長していってください。
🌸 実習での人間関係の経験は、未来のあなたの看護師人生を支える大切な力になるはずです。
今日もゆるーりとね💕