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ゆるーりすと のぴまゆです。
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こんな方におすすめ
- これから看護研究に取り組む方
- 看護研究に苦手意識のある方
- 簡単に看護研究の方法、進め方を知りたい方
看護研究では、収集したデータを効果的に整理し、分析することが重要です。
データの整理と分析は、研究目的に基づいた有意義な結論を導き出すための基盤となります。
この記事では、看護研究におけるデータの整理方法と分析方法について詳しく解説します。
目次
データの整理方法
1.データクリーニング:
収集したデータから、重複や不明瞭な回答を削除します。
この作業をエディティングと呼びます。
欠損値を特定し、これを扱う方法を決定します(例:欠損値の除外、平均値での置換など)。
2.データのコーディング:
開放型質問の回答や質的データを、分析可能な形式に変換します。
これには、回答をテーマやカテゴリーに分類する作業が含まれます。
数値データや閉鎖型質問の回答は、既に分析のための形式になっていることが多いですが、必要に応じてさらなるコーディングを行います。
3.データ入力と検証
データを電子形式(例:Excel、SPSS、Rなどのデータ分析ソフトウェア)に入力します。
データ入力の誤りを最小限に抑えるために、ランダムに選んだデータポイントを検証します。
データ分析方法
量的データの分析
1.記述統計
平均値、中央値、標準偏差などの基本的な統計量を計算し、データの概要を把握します。
2.推測統計
t検定、ANOVA(分散分析)、回帰分析などを使用して、データセット間の関係や差異を評価します。
ここで、統計学の知識が必要です。
⇓ ⇓ ⇓
研究仮説を検証し、結果の一般化可能性を評価します。
質的データの分析
1.内容分析:
データをテーマやカテゴリーに分類し、パターンやトレンドを特定します。
コーディングされたデータから、テーマや概念を発展させ、研究の質問に答えます。
2.テーマ分析:
データから意味のあるテーマを抽出し、それらが研究トピックとどのように関連しているかを探求します。
テーマ間の関係を分析し、研究結果の解釈に深みを加えます。
分析結果の解釈と報告
分析したデータから得られた結果を、研究目的や仮説と照らし合わせて解釈します。
結果の意味、研究の限界、および将来の研究のための推奨事項を明確に報告します。
まとめ
看護研究におけるデータの整理と分析は、研究プロセスの中核を成すステップです。
効果的なデータ整理と適切な分析方法の選択により、研究者は信頼性の高い結果を得ることができます。
これらの結果は、看護実践の改善、患者ケアの質の向上、そして看護政策の策定に寄与することが期待されます。
頑張っている看護師さん、看護学生さんを応援します。
今日もゆるーりと💕